いよいよ秋です
2026年も気が付けば、夏を過ぎて秋になってしまいました。
すっかりご無沙汰してしまってすみません。
歳初めにお話ししたとおり、今年は一年を通して地面に冷えが漂っているので
暑かった夏でも木陰や曇りの日はぐっと気温が低くなりましたよね。
そのせいで今年の夏は去年よりも酷暑日や熱帯夜が少なくて助かりました。
でも寒暖差が激しくて、体が対応できず自律神経が不安定になる人が多くなり、胃腸の調子が悪い人や、
のぼせやめまい、悪寒や鼻風邪など調子を崩しやすくなります。
また、血圧も変動しやすく、急に上がったかと思えば低くなったりするので、血管や心臓に負担をかけてしまいます。
そしてこの時期は熱のでる病や、おできや蕁麻疹などもでやすくなります。
これは、今年の夏は暑さと冷えがせめぎ合って交わらないので、それを調節して体にエネルギーを送るおなかはずいぶん疲れてしまうせいです。
そこへ来て今、秋の長雨で湿気がすごいので、
おなかの中は余分な水でちゃぷちゃぷしています。
湿気は冷えとも熱とも仲が良いので、くっついてそこらじゅうにへばりつきます。
ですから冷たいものを飲んだり汗冷えすると、体にしつこい冷えが居座ってしまいます。
そうするとおなかの働きが停滞して、ますます熱は下に下がらないので
頭に熱がこもってのぼせたり、イライラしたりしてしまいます。
また、おなかに冷えが長く居座ると、体は温めようとして熱を発生させるので
余計に熱が上に上がってしまいます。
のぼせて暑くなって、冷たいものをとる…悪循環ですね。
今はとにかくおなかを冷やさないことが鉄則。
温かい白湯やスープなどでおなかを中から温めて、体の中の冷えと余分な水を出しましょう。
汗をかいたらすぐに拭いて。
背中やおなかにタオルを一枚いれると汗を吸ってくれますし、
保温もできるので一石二鳥です。
また、足首は容易に冷えが入る場所なので、長めの靴下や薄手のレッグウォーマーで、
直接足首に風が当たらないように守ってあげてください。
もう裸足でサンダルの季節は終わりです。
これから旬の秋の食べ物は、これらの不具合を解消してくれます。
「秋ナスは嫁に食わせるな」と言われるナスは、
体を冷やすと子供ができなくなるから嫁に食わせるなという意味もあるそうで、
涼性の食べ物ですが、この時期なら、体にこもった余分な熱を冷まして、
余分な塩分や水分を排出してむくみをとったりします。
涼性の性質を弱めるために、みそ汁などの汁物にいれるといいでしょう。
また油との相性もいいので、マーボーナスなどもいいかもしれませんね。
急に冷えてきて鼻やのどの風邪をひきそうな人は、れんこんやダイコン、豆腐などがおすすめです。
また前にも書きましたが、なしは呼吸器を潤すのにとてもいい食材です。
なしも涼性なので、生でたくさん食べるとおなかを冷やしてしまいますが、
なしを一口大に切って、少し水を入れてはちみつを加えて熱してあげると
なしからエキスが出てきておいしい飲み物になります。
のどがおかしかったり、咳が出たりするときに飲むと薬代わりになりますよ。
東洋医学では「酸味と甘味を一緒に摂ると体を潤す」という考えがありますので、
お好みでクコの実やレモン汁などを少し入れてあげると、さらに効果的です。
去年は暑くて秋を感じることができませんでしたが、今年はちゃんと秋が来そうです。
体も夏から秋へスムーズにシフトチェンジできるようにしたいですね。
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