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身体と心は一心同体です 〜新型コロナに負けないために

  花々は次々に咲いては散り、春が飛ぶように過ぎていきます。 今は二十四節気の「穀雨」。 「立春」で始まった春もこの「穀雨」で春は終わり夏がやってきます。 地上の生命に春の暖かいエネルギーが行き渡り、元気にすくすくと育つようにと、 潤いの雨が降り注ぎます。 植物は新緑から深緑へと変わり、動物は活発に活動を始めます。 私たちの心身も気血が充実してきました。 新年度が始まり、心身的にも社会的にもベクトルが外に向かう時期ですが、 ここのところまた感染者が増えて、また自粛を強いられて、 血気盛んな若者を中心にイライラも爆発しそう。 ああ、もう、「コロナ禍だから・・・」なんて、何度書いただろう。 本当にいつまで・・・とため息が出てしまいます。 本来なら五月病っていうのは、急に環境が変わって、その流れについていけなくて 心が疲れてしまう症状だけど、今年は逆に、はやる気持ちを押さえつけられて 鬱屈したストレスに悩まされそうです。 焦りにイライラしたり、我慢し過ぎて投げやりになったり。 逆に不安で気持ちが縮こまっている人もいるでしょう。 GW が長期休暇で嬉しいのは、やることがあるからで、 何もできないで休みだけ長いと、余計に気持ちが重くなってしまいますよね。 旅行も友達と集まってワイワイ楽しむことはできないけれど、 せっかくのお休みですから、自分の心と身体を立て直す時間にしてはいかがでしょうか? ☆ 心と身体はまさに一心同体 人は気持ちが上向きで笑顔になると、免疫力が向上すると言われています。 ストレス Max な時に、ポジティブで楽しい気持ちになれないと思う人もいるでしょう。 そんな時はぐぐっと身体を伸ばしてみましょう。 ストレスで心が鬱屈してくると、呼吸が浅くなり身体も縮こまって硬くなります。 そこで、まず息を全部吐き切ります。 そして、吸いながら手足をぐぐっと伸ばしてみましょう。 姿勢は立っていても、座っていても、寝ていても構いません。 バランスを崩して転んだりしないように、立位なら伸ばす側の体側を壁につけて、 手を這わすように少しずつ伸ばしていきます。 足元が不安定なら椅子に座って。 片手で身体を支え、もう片方の手をゆっくりあげて伸ばします。 また、仰向けになって同じように大きく呼吸をしながら手と足を伸ばすのもいいです。 この時共通して大事なことは、 おへその下の...

春の不調を整える

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  3月になりました。 今年は春風がやってくるのが早くて、花も綻び、あちこちで梅や桃の花が満開です。 桜ももうすぐ咲きそうな予感。暖かな日差しに上着を脱ぎ捨てたくなりますが、 まだまだ朝晩は冷え込みますし、天候によって急に寒くなったりしますから、 うっかり薄着で出かけてしまうと大変です。 三寒四温を経て春になるのだと頭では理解できていても、これだけアップダウンが大きいと身体はとてもついていきません。 更に、新型コロナウイルスはまだまだ落ち着く気配もないのに、 花粉や黄砂などが早くからたくさん飛んで来ているので、 咳やくしゃみ、鼻水や目のかゆみに不安を感じているをかn人も多いでしょう。 春が来るのは嬉しいけれど、今以上に体調管理をしっかりすることが必要です。 ☆春はデトックスの季節 暖かくなると木々が芽吹き、冬眠していた動物が穴から顔を出すように、 内に向かってエネルギーを貯めていた私たちの身体も、外に向かい活動を始めます。 新しいシーズンにを迎えるために、まず身体は、冬の間に溜まった毒素や老廃物を体外に排出して体内の大掃除を図ります。 この時一番活動するのは「肝」です。 「肝」の役割は、血を統括して栄養を身体中に分配するとともに、各機関の老廃物を集め、 解毒して体外へ排出を促し、血を綺麗にしてまた身体中に巡らせます。 ですから今、「肝」は大忙し。 余計な負担をかけてしまうと、うまく身体をデトックスすることができず、 新しいシーズンを健やかに活動することができません。 少しでも「肝」の負担を少なくするために大事なことは、 ①夜、睡眠をしっかりとる。 (肝は睡眠中に血を綺麗にして養うため) ②適度に身体を動かす。 (血の巡りを助ける) ③ストレスを溜めない。 (肝は我慢やストレスによって押さえつけられると、                                                          ...

コロナやインフルエンザに立ち向かうために

  2021年 本年もよろしくお願いいたします 昨年から続くコロナの猛威で、2021年の幕開けは自粛のまま迎えました。 コロナと戦い始めてからついに1年が経ち、まだ解決の糸口さえ見えないことに 誰もが不安を抱えています。 溢れる情報の中で、不安を掻き立てられ、足がすくんでしまいますが、 医学の歴史を紐解けば、私たちは疫病との戦いの連続でした。 疫病とは、今の時代で言えばインフルエンザウィルス、HIVウィルス、 そして去年からパンデミックになっている新型コロナウィルス(covid-19)もそうですね。 時の流れの中で、私たちも先人と同じようにこの脅威と戦わなくてはなりません。 大切なことは、コロナに限らず、インフルエンザなど様々なウイルスに 打ち勝つことのできる身体作りです。 ウイルスに打ち勝つ身体はどんなものかと言うと、 ①免疫を高め、感染しにくい体を作る事。 ②感染しても自分の免疫で治していく力(自然治癒力)を高める事。 ③病と闘った後、消耗した体力を立て直すことができる事。 私たちはそのような身体作りをお手伝いができるような 養生法を発信して行きたいと思いますので 今年もよろしくお願いします。 ☆コロナの重症化はなぜ起こるのか 人に感染するコロナウイルスは全部で7種類ありますが、 そのうち4種類は鼻や口、咽頭に感染する、 一般的に「風邪」と呼ばれているものです。 しかし、新型コロナを含む3種類は、気管、気管支や肺といった深いところに感染するので、 他の風邪と違い、肺炎を引き起こし重篤な症状に陥ることがあるので恐れられています。 しかし、感染したからといって、誰もが重症化するわけではありません。 まず、ウイルスが感染すると身体の中で何が起こるのでしょう? ウイルスに感染すると、ダメージを受けた場所から「SOS」が発信されます。 すると免疫作用が発動され、免疫細胞が出動しウイルスを撃退します。 この時のその場所に起こった反応を「炎症」と言います。 熱が出たり、鼻や喉が痛くなったり、鼻水や痰が絡むのは炎症によるものですね。 しかし、ウイルスとの戦いが終われば、速やかに組織の修復が行われ身体は正常に戻ります。 ところが、ウイルスの大量増殖など何らかの原因で炎症が進むと あち...

温活して冬養生

  木の葉が色づいたと思ったら、落ち葉に変わり、気がつけば 12 月です。 コロナに振り回された 2020 年も残すところ 1 ヶ月を切ってしまいました。 今年の秋はわりと暖かくて過ごしやすかったけれど、 ここのところ朝晩はすっかり冷え込み、いよいよ本格的な冬到来です。 日本の冬は気候的に寒さ(寒邪)とともに、 乾燥(燥邪)した日と 湿気(湿邪)のある日が 混在しているのが特徴です。 秋から引き続いた乾燥は、窓を締め切りエアコンをかけることで更に酷くなり、 鼻や喉、肌に影響を及ぼします。 鼻喉、皮膚には、外邪や細菌やウイルスなどの侵入を防ぐバリアー的役割があるのですが、 乾燥して潤いがなくなってしまうと、外邪の侵入を容易に許してしまい、 風邪や呼吸器系の症状を引き起こします。 また、冷え(寒邪)は湿気をとても取り込みやすいので、 雨や雪が降ると途端に空気は冷たい湿気に変わり、 身体に取り付いて深々と冷やしてしまいます。 身体にこびりついた 冷えは、全身の機能を低下させて、免疫力も落としてしまうので、 侵入した外邪に抗うことができません。 コロナウイルスは東京に限らず全国的にも急増して、第 3 波がきたと騒がれています。 これからインフルエンザも増えてくる季節なので、なお一層注意が必要です。 それらに対してさまざまな情報や憶測が飛び交い、 何を信じてどうすればいいのか本当に迷ってしまいます。 手洗いうがい、マスクの徹底はこれまで以上に大切なのはもちろんですが、 コロナやインフルエンザに限らず、冬の風邪を引き起こすウイルスや細菌に触れても、 それらに負けない身体を作ることが大切です。 ☆ 身体を絶対に冷やさないこと 寒さ(寒邪)、乾燥(燥邪)、湿気(湿邪)のトリプルパンチから身を守るために 一番大切なことは「身体を冷やさない」ということです。 体温が 1℃ 違うと免疫力は 20 %変動すると言われています。 理想の平熱は 36.0~36.5℃ ですが、最近は 35℃ 台の低体温の人も多くありません。 体質的に低い人もいますが、ストレスや睡眠不足、日常的な冷飲物の摂取は 低体温症の原因になります。 免疫力を高めるには、まず冷たいものは厳禁。 乾燥から身を守るためにも水を飲むことは必須ですが、 常温の水すらも体温との温度差で冷えを作ってしまうので、氷入りなんてもって...

楽しいキムチ作り

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  気温がぐっと下がって、街行く人もコートやダウン姿が多くなってきました。 立冬も過ぎて、季節はいよいよ冬。 ぷっくりした白菜がスーパーや八百屋さんの店頭にならび、いよいよ旬を迎えます。 白菜は煮てよし、炒めてよし、サラダでも美味しい。 寒くなったこの時期、鍋に入れたら最高ですよね。 中国では豆腐、大根とともに「養生三宝」の1つに挙げられていて、古くから精進料理の食材っとされています。 「養生三宝」とは、冷と温との両方を持ち合わせた食材であり、 一緒に炊き合わせるとその相乗効果で淡白な味と深みのある旨味を醸し出し、 滋養強壮と体力や免疫力を高める優れた惣菜です。 特に白菜は酒毒を抜くと言われ、優れた解毒作用と飲酒によって不足した水分を補給してくれる優れた食材です。 そんな旬の白菜を使って、先日、治療院の有志で「キムジャン」をしてみました。 「キムジャン」と言うのは、旬の白菜をシーズン分のキムチを一気に漬けるという、 この時期の韓国の風物詩で、韓国料理好きとしては、いつかやってみたいなと思っていたのです。 白菜キムチには、白菜と唐辛子だけではなく実に多彩な食材が入っているんです。 それらが混ざり合い、発酵することで深い味わいを作り出しています。 具材は地方、各家庭によって様々ですが、今回は、唐辛子、ニンニク、生姜の他に、 大根、人参、梨、玉ねぎ、ニラ、をチョイス。 そこにアミの塩辛と梅エキス、麦芽水飴などを加えて味を整えます。 今まで自分がちょっと食べる分だけは漬けたことはあったけれど、今回は白菜10株分。 そうすると大根も6本、人参10本、梨、玉ねぎは6玉と、大量の野菜を使うことになり、 ダンボールに山と積まれた野菜の前にドキドキしてしまいました。 でも、実際にキムジャンを経験したことがある患者さんに聞いたら、 本場では50株〜100株くらい漬けるのだと教えてもらって、唖然としました。 まず、前日の夜にみんなで白菜を4等分して洗い、塩もみして塩水に漬けて一晩置きます。 そして当日は朝から、塩漬けした白菜を絞って水切り。 一晩漬けて小さくなっても、白菜を絞るのは結構力仕事! でもそれだけでは絞りきれないので、白菜を並べて水切りします。 その間に白菜に挟む具をスライサーで切ったり、すりおろしたり...