投稿

2月, 2019の投稿を表示しています

インフルエンザに罹ったら

イメージ
ふぁぁ~。 吐く息が白いです。風も耳が痛くなるような冷たさ。 山間部や北の方は随分たくさん雪が降っているようですね。 東京は年が明けてから雨が全然降らないから、カラカラ。 マスクをしていないと、それだけで喉が痛くなりそうです。 寒さと感想は、冬風邪インフルエンザの大好きな環境。 年明けからじわじわと広がって、今爆発的に流行しています。 今年、予防接種を受けた人は国民の6割だと言うことですが、 6割打ってこの大流行。すごい勢いですね。 さて、今年のインフルエンザで、話題なのは新薬「ゾフルーザ」。 メディアでもいろいろ騒がれているようですが、イマイチ飲んでいいのか悪いのかわからない。 お医者さんの見解でも、「少し様子を見る」と言うのが多いのに、 実際は処方されることが多いようで、おっかなびっくり飲んだ方もいるでしょう。 そもそも、ゾフルーザってどんな薬なのでしょう? 今まで使われてきたタミフル、リレンザ、イナビルは、身体の細胞内で増殖したウイルスを 細胞の外に出てくるのを遮断してそれ以上の増殖を止める薬でした。 対してゾフルーザは、細胞内のウイルスが増殖するのを止めるそうです。 要するに、今までの薬よりも一歩手前の段階でウイルスを遮断するってこと。 だから、ウイルスも今までよりも少ないので、身体の中から早くウイルスがいなくなるってことですね。 その効果はタミフルの3分の1! すごいですね。今まで罹ったら5日~7日は休まなければならなかったのが、 もしかして、2~3日で大丈夫になるかも!って言うのは、とてもありがたいですよね。 でも、症状が改善するまでの時間は実はタミフルと大差ないんですよね。 いくらウイルスが早く消えたとしても、実感として症状が消えなければあんまり効果がわからない。 しかもゾフルーザを飲んだ人の約1割(小児では2割以上)でウイルスに遺伝子変異が生じるとのこと。 つまり耐性ウイルスを作ってしまうってことです。 で、そうなった場合、薬がゾフルーザだけでなくタミフルなどの既存の薬も全て効きません。 そして、ウイルス検出期間がむしろ延長し,症状が改善する期間も長引くようです。 更に、そのウイルスが拡散されれば、感染した人は薬が効か