コロナが来ても負けない身体に〜その2
東京はもちろん世界中が緊急事態宣言中。
ワクワクなこの季節に、うちの中で閉じこもることを余儀なくされて、
日々ストレスが積もります。
でも、そのストレスに埋もれてイライラしたり、気持ちを落ち込ませたりしたら
それこそコロナウイルスの思うツボです。
不安は誰でもありますが、それに飲み込まれることなく、
この病気の仕組みを理解して、そのためにするべきことをしっかり考えて
冷静に行動することが一番大切です。
☆無症状、軽症から重症化する仕組み
新型コロナ(COVID-19)に限らず、ウイルスや細菌が身体に侵入すると、
身体の中でそれと戦うために白血球などが機能して「炎症」が起こります。
その結果、痛みや発熱、腫れなどの症状が現れ、浮腫んだりします。
症状の程度はウイルスや細菌と白血球などの免疫細胞との抗争の大きさと比例し、
その戦いに敗れた白血球たちは膿となって溜まり、流れを阻害して
更に「炎症」を起こして機能低下を起こしたりしますが、
症状の程度はウイルスや細菌と白血球などの免疫細胞との抗争の大きさと比例し、
その戦いに敗れた白血球たちは膿となって溜まり、流れを阻害して
更に「炎症」を起こして機能低下を起こしたりしますが、
これはウイルスや細菌を倒すための必要悪で、安易に解熱鎮痛剤を使ってしまうと、
ウイルスや細菌の増殖を助けてしまうことになるので、注意が必要です。
しかしウイルスや細菌の勢いが強く、炎症が大きくなってしまうと、
その炎症をコントロールできなくなり、身体の免疫作用がパニックを起こし、
身体に入ってくる必要なもの、自分の身体の中にあるものまでに誤発動を起こし
炎症反応をコントロールすることができなくなってしまいます。
コロナウイルスの重症例は、この免疫の誤作動によるコントロール不能の炎症で起こる
機能不全であると言われています。
感染の予防及び、感染しても軽症で終わらせるためには
この誤作動を回避することが不可欠です。
☆そのために必要なことは、日常生活を正しく送ること
①血糖値、尿酸値をコントロールする。
②持病のある人は、その「炎症」をコントロールする。
③カロリーの摂取を抑える。
炎症には急性と慢性とがあり、感染による炎症は急性です。
一方、喘息や糖尿病、リウマチなどの持病=慢性疾患は、症状がなくても身体の中に常に炎症もしくは炎症の元があり、体調によって症状が起こったり、抑えられたりしています。
ウイルス感染による急性の炎症が起こった時、この慢性的な炎症が急性炎症を助長し、
コントロール不能の誤作動につながります。
ですから、健康な人はもちろん、持病を持つ人は特に体調を管理して
持病の慢性炎症を起こさないようにしなければなりません。
夜更かしせず、正しい時間に十分な睡眠と、正しい食事、そして適度な運動が必要です。
でもこれって、つまり正しい日常生活をするってことですよね。
ウチにいる時間が長くなると、ついついオヤツなどにも手が伸びがちですが、
急性でも慢性でも、「炎症」を助長するのは「白砂糖」です。
黒砂糖、きび砂糖、はちみつ、メイプル、アガベシロップなどで代用してください。
ただし取りすぎないように。
「糖分」はエネルギー源そのものですから、その熱で炎症を助長します。
風邪気味だったり、痛みなどの炎症があるときは極力控えて。
タンパク質、野菜はしっかり摂って。
果物は少量ならOKですが、市販のフルーツジュースは砂糖が大量に使われているのでNGです。
脂っぽい食事はお勧めしませんが、良質な油は摂りましょう。
☆睡眠はメンテナンスの時間
前にもお話ししたように、夜の睡眠は昼間の活動期の疲労や不具合のメンテナンスをする時間です。身体も脳もしっかり休ませないと、いつまでたってもメンテナンスに切り替わることができません。また、免疫細胞も寝ている間に活性化されます。
夜はなるべくブルーライトをカットしましょう。
睡眠前のPCやスマホは控え、寝るときは照明を消して真っ暗にすることが
良質な睡眠をとる秘訣です。
☆精神的ストレスを減らす
ストレスの荷重は、ホルモンの過剰分泌により、免疫力を低下させてしまいます。
楽しいことを考えて、笑って朗らかに過ごしましょう。
こんな時に笑うなんて・・・と思うかもしれませんが、
笑うとNK細胞が活性化され、免疫力が高まり、ストレスによるストレスホルモンの分泌が抑えられ、脳を活性化するというデーターも出ています。
感染の不安や、外出を制限されていることなどに不安や不満ばかりを感じるのではなく
趣味や、楽しいことを考えて前向きに生活することが、一番の予防薬と言えます。
☆ウチの中でも適度な運動を。
先日、「最近、昔流行った「ビリーザブートキャンプ」のDVDをひっっぱり出して、
家族でやってるんですよ」というお話を、患者さんから聞いて微笑ましくなりました。
テレワークや在宅学習になると通学通勤も無くなるので、
歩くことも少なくなって、運動量がぐんと少なくなります。
身体を動かさず頭だけ使っていると、頭にばかり熱が籠もって、気血の流れが悪くなります。
かと言って、がっつり運動することも、身体に過剰な負担をかけるのでNG.
免疫力を高めるための運動は、うっすら汗を掻くくらいの量がいいでしょう。
そしてできれば日光に当たる場所で行うと、体内にビタミンDが作られるので効果倍増。
ビタミンDは、免疫力の暴走を止める物質を作る元となるんです。
そしてテレワークをする際は、テーブルや机ではなく、
できればカウンターなどの少し高いところにPCを置いて、
スタンディングワークにすることをオススメします。
立つことで脳が活性化し、ホルモンの分泌が盛んになります。
また座りっぱなしは気血のめぐりが停滞するため、
脳の誤作動へのリスクは、喫煙より悪いと言われています。
テレワークが本格的に始まった先週は、
多くの患者さんが、ベッドで待機中にストレッチをやっていました。
長時間条件の悪い場所に座っていることで、
身体中がカチコチになっているのだなと改めて思いました。
立ちっぱなしでも動かなければ、やはり固まってしまうのは同じこと。
スタンディングでも座っていても、作業をするときに固まりやすいのは、
上半身は首肩、胸の脇。下半身はふくらはぎ。
その場で足踏みしたり、身体をひねる運動などをするといいでしょう。
そして疲れたら座って休憩しましょう。
☆もし発熱したら
実際に発熱や頭痛が起こったとき、日常的に解熱鎮痛剤を使われる方も多いかと思います。
実際は、前記の通り、安易にそれらを飲むことでウイルスの増殖を助長してまったり、
薬の副作用により、胃腸を荒らしてしまい、却って身体を弱らせてしまったりすることがありますから、あまりオススメはしませんが、それでも、必要な時のために
覚えておいて欲しいことは、飲んでいい薬と悪い薬があるということです。
先日、WHOからも言及があったことで報道をご覧になった方もいらっしゃると思いますが、
ウィーンのCOVID-19を研究している研究所の情報によると、亡くなった人の大多数は
自分の持っている解熱剤イブプロフェン系のアドビルなどを服用しており、
回復した人はイブプロフェン系の薬を服用していなかったそうで、
イブプロフェンは、このウイルスを繁殖させてしまうことがわかりました。
ですから、この時期に頭痛や発熱を鎮めるために薬を飲むとしたら、
アセトアミノフェンのみを服用してください。
これは原材料名で、製薬会社により薬品名が違います。
代表的なものを書きましたので参考にしてください。
❌イブプロフェン系
バファリン、イブ、ロキソニン
◎アセトアミノフェン系
ノーシン、セデス、ナロン、カロナール
総合感冒薬にも、これらが入っているものがありますので、
市販薬を飲むときは、必ず含有薬が何か確認して服用してください。
新たに購入するのであれば、薬局、ドラックストアの薬剤師さんに確認してください。
除菌率99.9%。
そのまま使える中性次亜塩素酸水あります。
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